スキンケアには気を使っているのに肌トラブルが絶えなくて悩んでいる、という方はすごく多いはずです。実は、スキンケアにだけ気を使っていてもお肌の調子はなかなか良くならないのです。もちろん、スキンケアも大事で、そのほかにも気を使わなければならないことはたくさんあります。私も実は、肌トラブルが絶えなかったほうなのですが、対策をするようになってからは悩まされることも減ってきました。では、どのような対策を取り入れるのが効果的なのでしょうか？

（1）保湿ケアをより徹底する

まず行うべきは、スキンケアの見直しで、肌質に関係なく保湿ケアを見直すことが大事になってきます。これは、すべてのお肌のトラブルが乾燥からやってくるからです。たるみ、シワ、シミ、ニキビだって乾燥を原因とすることがあるのです。では、どのような保湿ケアをすればいいのかというと、簡単なものだと乳液やクリームをプラスすることですね。この一手間を加えるだけで、お肌の水分量は上がってきます。セラミドやヒアルロン酸といった保湿成分が配合された化粧品を使っていきましょう。秋冬などは夜もそうですが、朝のスキンケア時にも保湿ケアを行うようにするといいです。

（2）食生活を改善する

食生活もすごく大事です。例えば、揚げ物が大好き！なんて方は油分を摂りすぎてしまうため、オイリー肌になりやすいと言われています。皮脂の過剰な分泌はニキビなどの肌荒れの原因になってきます。こういう方は、まずは油分の摂取量を減らすべきです。皮脂の分泌をコントールするビタミンCや、脂質の代謝を促すビタミンB2を摂っていくといいです。逆にお肌の乾燥が気になる方は、保湿成分のセラミドを摂るのがおすすめです。セラミドはこんにゃくをはじめ、大豆や小豆、ごぼう、わかめ、ひじきなどから摂ることができます。

（3）睡眠環境を見直す

私が意外と大事だと感じたのが、睡眠環境です。私たちは睡眠不足になるとストレスを感じやすくなり、これがホルモンバランスを乱してしまいます。ホルモンバランスが乱れると皮脂のコントロールがうまくいかなくなり、結果として肌荒れを引き起こすと言われています。睡眠は時間も大事ですが、より質を求めるべきです。時間としては7時間もあれば十分で、質を上げるために寝る前にかけて照明を徐々に暗くしたり、睡眠ホルモンを促すトリプトファンを多く含むホットココアを飲んだりするのがおすすめです。睡眠は1日の体調を決めるものでもあるので、質を高めていきましょう。